Googleで上位表示されているのにクリックがない理由
· PION
Search Consoleで10位以内なのにクリックが0の検索語を絞り込み、表示回数・順位・クリック数を比較します。検索結果の画面構成を調べ、原因を特定する手順を解説します。
Googleの上位表示を目標に掲げたサイトでは、平均掲載順位が10位以内になった後もクリックが0の検索語が出てきます。Google検索の表示方法やGoogleサイト表示として案内される手順は順位を上げるところで終わり、表示・順位・クリックのどの段階で止まったのかは別に区分する必要があります。
PIONは自社ブログの記事ごとにSearch Consoleの表示回数、平均掲載順位、クリック数を検索語単位で照合し、GA4の流入と問い合わせを同じ記事に紐づけて記録します。順位が10位以内なのにクリックがない検索語が生じるためです。登録・インデックスと『インデックス登録済み、表示0』状態の対処はGoogle検索の登録とサイト登録の確認、登録しても表示されない場合に確認することの状態表にあり、この記事はその次である表示はあるのにクリックがない段階を扱います。
1. Googleの上位表示を決める単位、検索語とページ
Googleの上位表示は、検索語一つに対するページ一つの順位であり、PIONはそのためサイト単位の順位ではなく検索語とページのペア単位で記録します。 Google検索セントラルのGoogle検索ランキングシステムガイド(2025年12月18日更新)は「Googleのランキングシステムはページレベルで機能するように設計されており、さまざまなシグナルとシステムを使用して個々のページの順位を付ける方法を把握します」と説明しています。SEOスターターガイド(2025年12月18日更新)は「サイトがひとりでにGoogleで1位を占めるようになる秘訣はありません」と述べています。
検索エンジンの上位表示や検索語の上位表示という言葉も、検索語ごとのページ順位を指します。目標は「この検索語でこのページが何位か」と書いてこそ、検索エンジンの表示を管理できます。
2. 検索語ごとの平均掲載順位を確認する場所
Search Consoleの検索パフォーマンスレポートを検索語別の表示で開いて検索語ごとの平均掲載順位を確認し、自分で検索してみた順位は参考用としてのみ扱います。 表示回数、掲載順位、クリック数とは何ですか?のヘルプが三つの指標を定義しています。
| 指標 | ヘルプ原文 | 照合時に注意すること |
|---|---|---|
| 表示回数 | 「ユーザーがGoogleで自分のサイトへつながるリンクを見た頻度です」 | 「スクロールしたときに項目が表示されるかどうかに関係なく、現在の結果ページに項目が表示されるたびに表示回数としてカウントされます」 |
| 掲載順位(平均) | 「Googleに表示されたリンクの掲載順位の相対的な順位です」 | 「すべての検索語の平均値」なので2位と18位が混ざると10になる。検索語別の表示で別に読む |
| クリック数 | 「ユーザーがGoogleで自分のサイトへつながるリンクをクリックした頻度です」 | 問い合わせはGA4で別にカウントする |
自分で検索した順位が表と異なる理由を、検索パフォーマンスレポート(Google検索結果)のヘルプは「Google検索結果が、検索するユーザーの時間、場所、デバイス、最近の履歴によって変わるためです」と説明しています。Googleの検索語の表示順位は、この表の平均値を基準に記録します。
3. 順位10位以内なのにクリックが0の検索語の原因
平均掲載順位10位以内なのにクリックが0の検索語を選び出し、シークレットウィンドウで最初の画面を何が占めているかを記録すると、検索語ごとに原因を確認でき、PIONはこのクリック0の検索語リストを記事ごとに作成して修正の順序を決めます。
| 順序 | 作業 | 記録すること |
|---|---|---|
| 1 | 検索パフォーマンスレポートで検索語タブ、期間は直近3か月、検索タイプはウェブ(Googleウェブ文書の表示)を選ぶ | 検索語の表 |
| 2 | 掲載順位10位以内、クリック0の検索語だけをリストに移す | 検索語、表示回数、掲載順位 |
| 3 | 検索語をシークレットウィンドウにそのまま入れ、最初の画面を何が占めているかを一行で書く | AIによる概要、広告、地図の検索結果枠、動画、競合ページ |
| 4 | 自社のリンクが最初の画面にあるか、スクロールしないと出ないかを記録する | 最初の画面内・スクロール下・なし |
自社のリンクが最初の画面にあるのにAIによる概要と広告が上を占めている場合は画面構成の問題なので、タイトルリンクとメタディスクリプションを直すか、AIによる概要に引用されるよう本文の構造を直します。自社のリンクがスクロールの下にある場合は順位の問題です。掲載順位9も表示としてカウントされるため、順位10位以内という数字だけではユーザーが見たとは言えません。検索語が自社のサービスと無関係なら、リストから削除します。表示が0の検索語は登録・インデックス段階の問題なので、このリストから外します。
サイトのトラフィックが下がる理由のヘルプは「結果的には、表示回数、クリック数、総訪問者数がサイトの成功を決める尺度だからです」と記し、「シークレットモードで検索して、どのサイトがより良い実績を出しているかを確認し、その理由を考えてみてください」と勧めています。
4. ブログの表示が増えても問い合わせが増えない理由
Googleのブログ検索表示は情報を探す検索語で生じ、問い合わせは購入を検討するときに出る検索語で生じるため、二つの検索語が別々の記事に紐づいていると、表示が増えても問い合わせはそのままです。
| 検索語 | 意味するもの | この記事では |
|---|---|---|
| Googleブログ表示、Googleブログ上位表示、Googleブログ表示方法 | 自社ドメインのブログのGoogle表示 | このセクション |
| ブログ上位表示方法、ブログ上位表示 | Naverブログの上位表示 | Naverのルールなので範囲外 |
表示回数のヘルプは「コンテンツが有用でないと感じてすぐに離脱する人々に表示またはクリックされることは、ウェブサイトのトラフィックを増やしロイヤルティを構築するための良い方法ではありません」と説明しています。情報提供を目的とする記事内に、購入を検討するページへの導線を設け、GA4でランディングページ別に問い合わせイベントを集計してこそ、どの記事で問い合わせが発生したのかが明らかになります。PIONはターゲット検索語を決めるとき、購入を検討するときに出る検索語と情報を探す検索語を分けて書きます。
5. Google検索の表示方法のうち効果がない三つ
メタキーワードタグや同じ検索語の繰り返しは、GoogleのSEOスターターガイドが効果なしと違反として明示した項目であり、順位保証はGoogleの業者選定の文書が注意するよう記した項目です。PIONはサイト点検の段階で、この三つをまず削除します。
| 勧められること | Googleの文書原文 | 代わりにやること |
|---|---|---|
| メタキーワードタグに検索語を入れる | SEOスターターガイド:「Google検索ではキーワードメタタグを使用しません」 | タイトルリンクとメタディスクリプションを検索語に合わせる |
| 本文に同じ検索語を繰り返す | SEOスターターガイド:「誘導キーワードの繰り返しはGoogleのスパムポリシーに違反します」 | 検索語一つにページ一つを置く |
| 順位保証 | 検索エンジン最適化は必要ですか?(2026年6月11日更新):「順位を保証するとか、Googleと『特別な関係』を結んでいると主張する業者」に注意 | 修正日とその後の掲載順位を同じ表に書く |
検索語の表示を増やすという提案書にこの三つがあれば、上の二つの文書とまず照合すればよいです。
6. 上位表示とAI回答での表示の違い
3番のリストでAIによる概要が最初の画面を占めた検索語は、順位の問題とは別に扱い、PIONはこれをAIによる概要の引用対象として記録します。 AI機能とウェブサイト(2025年12月31日更新)によると、AIによる概要はインデックスされたページの中から参照リンクを選び、「その他に追加の技術要件はありません」。表示回数のヘルプはAIによる概要内のリンクすべてに同じ掲載順位を付け、「AIによる概要から外部ページへつながるリンクをクリックするとクリック数としてカウントされます」と説明しているため、リストでAIによる概要内に引用された自社のリンクは掲載順位がAIによる概要と同じ値であり、クリック0のリストにあるならクリックされなかったという意味です。
ChatGPT検索はGoogleのインデックスとは別なので、OpenAIのクローラーの概要は「サイトのrobots.txtファイルでOAI-SearchBotを許可することを推奨します」と勧めており、確認の手順は自社ブランドがChatGPTの回答に出るかを確認する5つの方法にあります。
クリック0の検索語リストを作成した後、記事を修正し再び測定する作業までPIONが担う構成は、GEO代行サービスのご案内でご確認いただけます。その前にAIボットのアクセスとインデックス状態から見分けるときは、5分GEO準備度診断のボットアクセス項目を確認します。
よくある質問
Googleの上位表示はどうやって行いますか?
検索語を一つ決め、その検索語に答えるページを一つ作った後、Search Consoleの検索語別の表示で平均掲載順位とクリック数を一緒に記録するのが手順です。Googleのランキングシステムはページレベルで機能するため、サイト全体に付けられる順位というものはなく、GoogleのSEOスターターガイドも「サイトがひとりでにGoogleで1位を占めるようになる秘訣はありません」と述べています。PIONは検索語とページのペア単位で順位、クリック、流入を同じ表に記録します。
Googleで上位表示されたのにクリックがない理由は何ですか?
検索結果の最初の画面をAIによる概要、広告、地図の検索結果枠、動画が占めて自社のリンクがスクロールの下にあるか、検索語の意図が自社のページと異なる場合です。Search Consoleはスクロールの有無に関係なく結果ページに項目があれば表示としてカウントするため、掲載順位8〜10はユーザーが見たことのない表示である場合が多いです。掲載順位10位以内でクリックが0の検索語を選び出し、シークレットウィンドウで画面構成を記録すると、検索語ごとに原因を確認できます。
Googleブログ検索の表示はされるのに問い合わせが増えない理由は何ですか?
表示された検索語が情報を探す段階の検索語だからです。情報提供を目的とする記事の訪問者は問い合わせの段階にいないため、記事内に、購入を検討するページへの導線を設け、GA4でランディングページ別の問い合わせイベントを別に集計してこそ原因が明らかになります。Naverブログの上位表示はNaver検索のルールに従うため、この記事の範囲外です。
Google検索の表示方法のうち効果がないものは何ですか?
メタキーワードタグ、同じ検索語の繰り返し、順位保証です。GoogleのSEOスターターガイドは「Google検索ではキーワードメタタグを使用しません」「誘導キーワードの繰り返しはGoogleのスパムポリシーに違反します」と記し、業者選定の文書である『検索エンジン最適化は必要ですか?』は、順位を保証するという業者に注意するよう案内しています。
Googleで上位表示されるとAIによる概要やChatGPTの回答にも出ますか?
GoogleのAIによる概要とAIモードは通常の検索と同じインデックスを使用し追加要件がないとGoogleが案内していますが、ChatGPT検索は別なので、OpenAIは検索結果に出るにはrobots.txtでOAI-SearchBotを許可するよう勧めています。Search ConsoleではAIによる概要の表示とクリックは『ウェブ』検索タイプに合算され、AIによる概要内のリンクはすべて同じ掲載順位が付きます。